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2017年3月21日火曜日

LongコーチのBMXクリニック

今週は久々にBMXクリニックに参加!
トロントから7時間かけてキッズの生まれ育った故郷でもあり、去年散々走ったインディアナのインドアトラックへ行ってきた。


今回のコーチはリオのオリンピックで4位を取ったNick Longのお父さん、そしてHaro PromaxチームオーナーでもあるDonovan Longコーチ!

普段BMXのクリニックと言うと
・ストレッチ
・軽い運動
・トラックの確認
・パンプラップ
・ゲートの練習
・コーナーの練習
等細分化してするのが一般的ではないでしょうか?

もしくは個々の強味弱みを確認して、個別指導する

親はというと・・・見ていたり、話を第三者的に聞く事が多いのではと思います。

僕が過去に参加したクリニックもそういった感じでした。

が、Longコーチは違います
冒頭に仰ったのが
「僕は皆さんが今後の成長の為に持って帰って使えるツールをお渡しします」
「色々なコーチがいて、色んな視点で指導されているかと思います」
「腕はまく、腕はリラックスする、つま先は下、クランクは上、クランクは下、クランクは平行・・・千差万別です」
「ようは、なんでもいいんです、結果が出れば。結果が全てです」
「BMX界ではBurn Outってよく言います」
「子供がBMX辞めちゃうことですね」
「この現象は何故起こるか考えると、負け続けるからです」
「勝ってる子は辞めません。負け続けるから辞めるんです」
「では、勝つためにはなにをしないといけないか、それを教えます」
「6時間で持って帰れる事を教えますんで、ストレッチとかそういったのはやりません」

かっ、かっこいいっ・・・

Longコーチが親に言っていたポイントを要約すると
・練習にはStructure(構造化・スケジュール化)が必要
・モノサシを持つこと
・常にログを取る事
この3つでした

Structureについては、ダラダラと2時間なり3時間なり練習することがどれだけ無駄か(無駄が多いか)という事を語っていました。
特にエリートクラスでも「トレーニング」と言いながら、正味3回しかゲートに乗らない人がいたり、あとはただ喋ってるたけの人がいたりとか、欧州エリートのストイックさについて語ってました。
毎回なにを・どれだけ・いつまでにするかを決めて、しっかりやる事が大事とのこと
例えば、今回のクリニックだと
・フルラップ 2回
・3/4ラップ 4回
・1/2ラップ 6回
・第一ストレート 10回
を1時間でこなす
というメニューでした。
長男も久々に泣いてました 笑

次にモノサシについては
「なんでもいいから測定手段を持つこと」と語っていました
一番安いのがサイクルコンピューターを使って、最高速度を計る
又は、200フィートのタイムを計る
それでもいいそうです。

ようは、BMXでは「なんとなく今のよかった!」というのが多すぎるとの事
「なんとなく」という感覚がどれだけあてにならないかを語ってました。
その「なんとなく」が実は悪かったら、悪い癖を何度も練習して、習慣になってしまう。
だったら、毎回測定して、「なんとなく」ではなく「タイム」や「時速」といったモノサシで語るべき。との事
また、毎回動画を取ることで、都度なにがよくて、なにが悪いかをその場で見て会話することが効果的とのことでした。
特にレース動画は毎回取るべきとのこと。
相手とどこで離されるのかを確認する事で、離される部分を重点的に練習することが出来る。
一人でゲートに並んでいても、速いのか遅いのかが分からないが、相手がいれば、1ペダル目、2ペダル目、3ペダル目とどのタイミングで差が生まれるのかが判る。

一番衝撃的だったのが
「ナショナルズ1回行くと幾ら掛かる?宿泊費もろもろ入れると$1500位?だったらその$1500でゲートとワイヤレスの測定器具買いなさい。負けレースにダラダラ出る位ならこっちの方が良い投資」

仰る通りです。

最後にログをとる事
先ほどのモノサシとセットですが、データでものを言う、履歴をとって次の目標を設定する。
言ってしまえば当たり前ですが、何故かBMXではそれが足りない。

またまた、仰る通りです。

子供には
・練習とレースは一緒。常に100%
・自分の練習量 対 相手の練習量 で結果が決まる
・常に前回以上の測定結果をターゲットとする
でした。

根性論にも見えるかもしれませんが、そうではありません。
今回のように、1時間だったらその1時間で100%やりきる方が速くなる。
例えば、ジャンプで大きなウィップをしたり、フィニッシュラインの前で漕ぐのをやめたりと、そういうライダーにはやり直しを指示していました。
仕組みを持って、時間を決めて、しっかり100%でやりきる。
それが1週間で1回でもいい。
ただ、練習すると決めたら、やりきる。
それが大事だ
と伝えてました。

また、相手より速くなりたかったら、相手以上に練習するしかない。
目標を都度更新して、成し遂げるまで練習する

今回のクリニックを通して伝えたかったメッセージは、
「どうせやるなら、同じ1時間を使うなら、効率的にやろうぜ」
という事なのかもしれません。

2日間で正味2時間ほどが講義と各参加者のゲートの動画と他エリートライダー(特にご自身の息子でもあるNick Long)とを比較して、なにを改善すべきか教えて頂きました。
長男・次男共に問題点は同じで、ゲートで立ち上がった時にペダルを押し込んでいない事を指摘頂きました。
特に長男はそれが動画で如実に現れていて、体を前に投げ出すと同時に
・かかとが後ろに一瞬動く
・車体も合わせて後ろに動く
という現象が見えました。
折角前に投げ出す姿勢はとっているのに、ペダルに上手く力が加わっていない。
こんな単純な事もエリートライダーのスロー動画と比較すると一目瞭然で、見ていてものすごく解りやすかった。

クリニック初日の後はローカルレースにも参戦

(長男7X決勝)

(次男7I決勝)

長男はイン側のゲートに助けられ、年上相手に優勝!
次男は7歳・5歳相手に3-2-3と、一度は良いとこが見れました。
(実はクリニック2日目で別人のような速い走りを見せてくれたので、当日のテンションの問題だったのかと思います・・・やはり次男は次男だった 笑)

(長男は文句なしの結果でうれしそう!)

(次男・・・がんばれ・・・)

次の日のクリニックでは「日曜日のNationalsと同じ条件」という事で、トラックでの練習走行無しでウォームアップし、タイム測定を実施
他の子が前日のタイムを更新する中、長男・次男どちらもタイムが落ちてしまいグッタリ・・・

しかし、ゲートは見ての通り


足を押し込む事によって、ゲートが落ちる瞬間から前進する力が生まれ、速くなった模様!

さて、来週は同じトラックでGold Cupレース!
キッズの成長を見れるのが楽しみ!

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